☆ カブーフレンズ好評申込み受付け中 ☆
  

7/7(木)

 日経平均小幅安

7日の日経平均は、小幅安水準で揉み合いとなっている。前日の米国株式市場の下落、原油先物価格が過去最高値を更新したことなどが、上値の重い要因となっている。また明日のSQ、5月の機械受注統計などの発表を控えていることから、積極的な動きもしにくい状態。東証一部では1000超の銘柄が下落。前引け時点での出来高は6億2973万株となっている。




7210 日産ディーゼル
日産ディーゼルは出来高増で続伸、前日比15円高の464円まで上昇する。上値メドとなっていた75日移動平均線を抜けてきたことで、反発機運を強めている。今3月期は海外販売が一服することで、減益見通しとなっているものの、国内販売は好調で、増益に転じる可能性も残している。現在の会社予想でPERは5倍台。特段割高感もなく、チャート好転を背景に500円台に向けた上昇が見込まれる。


9741 日立情報システムズ
日立情報システムズは小幅続落で、前日比40円安の2390円まで下落する。本日は、非接触型ICタグ内臓の顔写真付認証カードを1分以内に発行できるシステムを発売予定であることが報じられている。株価には影響を与えていないものの、人員の流動化が進む職場などで運用コストの安いシステムとしての需要が期待できる。今3月期は5%の経常増益見通し。株価は年初から大きく調整していたが、2100円台で底打ち、25日・75日移動平均線を順次抜けて、上昇トレンドへ転じる動きとなっている。足元では両線がゴールデンクロスを示現、2800円近辺に向けた反発が見込まれる。


2261 明治乳業
明治乳業は前日終値前後での小動きとなる。注目は、6日付けで、コスモ証券が投資判断を「B」からやや強気の「B+」へと引き上げたこと。同業他社と比較した割安感などが指摘されている。株価は25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続、目先の調整をはさんで、25日線との乖離が縮小していることもあり、ここから順次下値を切上げる展開で、658円の年初来高値更新に向けた上昇が見込まれる。


4626 太陽インキ
太陽インキは続落で、前日比130円安の4110円まで下落する。株価は目先調整となっているものの、堅調な業績、配当利回りの高さ、取組面の良さが注目される。今3月期はPDP向け部材などが好調ではあるものの、原材料の値上がりにより利益は微増見通し。しかし配当利回りは2.6%と非常に高く、下値不安は大きくないと見られる。取組倍率0.24倍であることも注目。目先の調整で値ごろ感も出ており、4500円近辺に向けた反発が見込まれる。


2292 S FOODS
S FOODSは反発で、前日比13円高の826円まで上昇する。6月末に第1四半期決算が発表されており、3月にムラチクと合併したこともあり、経常利益で前年同期比87%増など、大幅な業績拡大が確認されている。株価は下値を切上げる展開で上昇トレンドを継続、年初来高値830円更新を目前としている。PER17倍台と割高感もなく、900円台乗せに向けた続伸が見込まれる。


2671 FDCP
FDCOは続伸で、前日比37円高の1800円まで上昇、連日の年初来高値更新となる。6月末に第1四半期決算を発表しているが、前期出店の13店がフル寄与する影響もあり、最終利益で前年同期比20%増と好調スタートが確認されている。昨日は大和証券のレポートにも取り上げられており、同業他社と比較した割安感が指摘されている。足元好調を背景に、強気の動きで、引き続き2000円台に向けた上昇が見込まれる。




☆今日の一本☆
7560 ユニマットオフィスコ
ユニマットオフィスコは株価底固めの動き、株価の割安感が注目される。今3月期はオフィスコーヒーサービスは減少ながら、エスプレッソ、紅茶などの商材増加、家庭向けサービスの拡充なども含め、経常利益で10%増が見込まれている。PER16倍台と時価水準は割安、配当利回りも1.6%台を確保している。株価は安値圏で調整となっていたが、1200円台前半で底固め、25日移動平均線を抜けてきたことで反発期待が出てきた。水準訂正の動きで、1300円台に向けて上昇を試す動きが期待できる。